〔弁護士 藤澤頼人〕

 新しい事務所でのブログになって、私が初めて書く記事です。
 新しい事務所になりましたが、これまでと変わらぬおつき合い、何卒よろしくお願いいたします。

 さて、せっかくの初記事なので、勢い込んで何か書こうとも思いましたが、考えれば考えるほど、いつも書いていた様なお話しがたまっているな、と思い、これまで通りのほほんとした記事とさせていただくことにしました。

 さて、先日のことですが、夜、家で寝ておりますと、近所でなにやら動物が喧嘩する声が聞こえてきました。最初はいつも家の近所にいる猫とどこかの猫が喧嘩を始めたかと思ったのですが、どうも、猫の喧嘩のフーフー声ではないようです。狸でも出たのか、寒いのに動物も大変だな、と思ってそのまま寝ました。

 次の夜、洗面所にいると、家の裏からなにやらガサゴソと音がしてきました。いつもの猫がやってきたのかと思い、声でもかけようと思って窓を開けますと・・・それはもう立派なアライグマが。狸の見間違えではないかと思い、よくよく見たのですが、確かにしっぽががシマシマです。間違いなくアライグマです。

 アライグマは凶暴と聞いていましたので、あ、昨日の喧嘩はアライグマと猫だったのか、と気付くと共に、目の前のこいつに襲われないかと凍り付いてしまいました。ところが、相手のアライグマも突然のことだったためか、動こうとも、威嚇しようともしません。じっとお互い見つめ合うこと数秒。私の方が、「昨日の喧嘩はお前やったんか?」と声をかけても何も反応せず。さらに「寒いから気ぃつけや。」と声をかけると、相手は動きだし、元きた方へ去っていきました。

 近所で小さいお子さんのいるお家があったので、その次の日か、翌々日、気をつけて貰おうと声をかけると、そのお家の車にひっかいた様な傷が付いていたとのこと。大人のアライグマがいたというと、納得されていました。

 以前から近所に猫やイタチがいるのは知っていましたが、まさかアライグマまでとは。

 ちなみに、最初に書いた喧嘩のためか、しばらく猫が姿を消していので心配していましたが、一昨日、猫の鳴き声がしていました。どうやら無事に戻ってきたようです。

 何はともあれ良かった良かった。