〔弁護士 山﨑靖子〕

あけましておめでとうございます。
お正月はゆっくり過ごされましたでしょうか。
私のお正月は家にこもって過ごしました。読んだ本をご紹介します↓

「スティール・キス」ジェフリー・ディーバー 文藝春秋
リンカーンライムシリーズの最新刊。安定のおもしろさ。

「ビブリア古書堂の事件手帳」2~7巻 三上延(メディアワークス文庫)
本(古書)のうんちくが山盛りのミステリー。萌え系の表紙に惑わされないようにしましょう。

「風雲児たち~蘭学革命篇」みなもと太郎(りいど社)
前野良沢や杉田玄白達が手探りでタアヘルアナトミアの翻訳に取り組み、「解体新書」の出版にこぎ着けた物語。
元々、「風雲児たち」という大長編漫画があり、今年のお正月ドラマの原作になったためその部分だけを切り取ったもの。そのためか、「解体新書」に全く関係のないエピソードも出てきます。そういうことを差し引いてもおもしろかった。本ができたシーンには感動します。

「真夜中ごはん」イシヤマアズサ おおぞら出版
簡単夜食レシピ。包丁使わない料理がよい。

「クッキングパパ」116巻 うえやまとち 講談社
料理が上級過ぎて再現する気になりません。

「ヒャッケンマワリ」竹田昼 白泉社
内田百閒の漫画化ではなく、百閒を原案にしたエッセイ。百閒はエッセイもいいですが、短編もいいです。映画「ツィゴイネルワイゼン」の原作は百閒の「サラサーテの盤」。できればこれにも触れて欲しかった。

「百姓貴族」5巻 荒川弘 新書館
「鋼の錬金術師」などの荒川弘が漫画家になる前に実家の農業に従事していた経験を元にした漫画エッセイ。獣医になりたい人は必読でしょう。

「いざなうもの」谷口ジロー 小学館
昨年亡くなった谷口ジローの未発表作品を含む作品集。もっともっともっともっと書いて欲しかったです。 合唱。

「狂う人 「死の棘」の妻・島尾ミホ」梯久美子 新潮社
島尾敏雄が「死の棘」を書いたのが40年前。衰えない人気。それにしても疲れる夫婦だなあ。

さて、9日から事務所が始業します。当事務所も3年目を迎えました。
本年もご支援よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

依頼者からいただいた晩白柚