〔弁護士中谷祥子〕

ご無沙汰しております。
かなり久しぶりのブログ更新です。
私だけでみますと、5年ぶり、2回目のブログです。
この間、世間でも色々なことがありましたし、私の周りでも色々なことがありました。
公の私としては、昨年度、奈良弁護士会の副会長を勤めました。
プライベートの私としては、2度の出産を経験しました。
そして、先日は新型コロナウイルスのワクチン接種をしました(1回目)。
このように書くことはたくさんあったのですが、なぜだかどうしても書き出せず。

そんな私でも続いていることが一つあります。
それは、育児日記(子どもの観察日記)です。
保育所に入所した生後3か月から現在に至るまで毎日つけています。
驚きですね。人間やればできるのです。

日記は、裁判の証拠として使えることもあります。
日記帳に書くのは大変でも、手帳やスマホのスケジュール帳にメモしておくというのでもOKです。
例えば、交通事故でケガをしたなら、その後にできるようになったこと、まだできないことを記しておけば、
休業補償の請求や後遺障害認定請求の手がかりになるでしょうし、
配偶者から言われた言葉やされたことを記しておけば、
離婚原因の把握や慰謝料請求の手がかりになるでしょう。
はたまた脳・心臓疾患や精神障害の労災の認定請求をするときには、長時間労働がポイントとなりますが、
日々の帰宅時間をメモしていたら、それが長時間労働を把握するための一つの手がかりになったりします。

もちろん、あとの紛争のためではなく、その日のちょっと気になったことを、書き留めておくと、
あとから見返すととっても面白いです。
私の育児日記も去年と今年での子どもの成長ぶりや、子ども達それぞれの違いが分かったり、
日々の忙しさの中で忘れてしまっていた小さな喜びを思い出させてくれたりします。

きっとブログも同じ喜びがあるはず!
今度はブログも続くといいなと思い、再出発の投稿を締めくくらせていただきます。