〔弁護士 北岡秀晃〕
12月9日に開催された奈良マラソン2018に出場し、完走しました。2年前の大会では、37キロ時点で回収バスに乗せられリタイアしましたが、今年は念願のフィニッシャーズタオルを手にすることができました。
今回も、奈良弁護士会のこまちゃんや弁護士有志、法テラスの職員、そして当事務所の事務局らに温かい声援をいただきました。
「今度リタイアしたら、もう顔向けできない。」一面そういう悲壮感も感じましたが、おかげで前回と違って膝が痛み出すこともなく、山越えのコースもほとんど歩くことなく走り続けることができました。
公式タイムは5時間27分35秒。実際にスタートできたのは、スタート時刻の10分後ですので、ネットタイムは5時間17分36秒という記録でした。苦しかったけれど、とても充実した時間でした。
終盤、奈良公園に戻ってきたところで、ランナーと沿道の声援者とのやりとりが聞こえてきました。「がんばれ。」「ありがとう。」「こちらこそありがとう。よく戻ってきてくれた。元気をもらった。」
また、後半ほぼ同じペースで走っていた、ミニオンの格好をした5人ぐらいの男女の若者グループがいました。彼らは、高校生ボランティアと大騒ぎでハイタッチをしたりしていましたが、沿道で小さい子どもが「ミニオン!」と言って声援を送ると、寄って行って、手に掲げていた大きな袋からお菓子を取り出してその子どもたちに渡していました。何とやさしい若者たちだろう。声援をもらうだけではなく、沿道のみなさんに何かお返しができるような、そんなマラソンの参加の仕方もあるのだなあ思いました。また走りたくなっています。